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2月14日(日) 家で学ぶ わたしの道

知人の息子さんが、小学校の低学年から中学生の現在まで、ずっと登校拒否で学校をお休みしていることを知りました。子供さん本人はもちろん親御さんも、これまでずいぶんと悩まれたことと思います。

数日前の朝刊に子供がすぐにキレたり、先生を馬鹿にしたり、同じ仲間をいじめたり・・・ こんなことが幼稚園や保育園の頃からもうすでに始まっているというような記事を目にしました。何かと多忙過ぎる親たちの抱えこんだストレスがそのまま子供のストレスとなり、こういう時、どちらかといえば弱い立場の子供やナイーブな子供たちに矛先が向けられていじめが成り立ってしまう、そういう図式を思い浮かべてしまったのです。

ただでさえ感受性の強い子供には、そういうキリキリした子供たちの尖ったオーラに、耐えられないものがあったのでしょうね。もちろん登校拒否になった理由は人それぞれで、いじめだけが原因ではないと思っていますが・・・

ある日の朝刊に「家で学ぶ わたしの道」という題名でインターネットハイスクール「」の記事が載っていました。学校には行かないで、お家でインターネットを使って学習するこの新しい学校は、不登校の子供たちに明るい光をもたらしてくれたようです。何かと悪者扱いにされることが多い最近のネット事情ですが、こういう記事を読むと何だかホッとしてしまうのは、私だけでしょうか。


2月10日(水) 映画「マディソン郡の橋

劇的なストーリー展開はなかったものの、静かに感動する、そんな映画でした。
ラストのあたりの二人が別れる雨のシーンでは、思わずしゃくりあげて泣いてしまった私。
「好きなのに別れなければならない・・・」
愛する人どうしの悲しい別れは、見ているこちらまで辛くなってしまいます。

この映画の原作本も読みましたが、文章で表現しているのでしかたがないのでしょうが、理屈っぽい説明の多い表現がちょっと気になりました。でも逆に、文章のほうが二人の間に流れる濃密なエロティシズムを感じてしまったのです。映像にしてしまうとそこに何らかの規制が働いてしまうのだけど、文章のほうが性については、のびのびと現すことができるせいなのかな。

結婚している女性とカメラマンとの4日間の恋。小さな田舎の農家で、家族のためだけに生きてきたような女性が一人の男性と出会うことで、むかしもっていたはずの自分の夢や、情熱、そして自分自身であり続けること・・・ それらに少しずつ目覚めていく、その様子に心をうたれたのです。
心や身体、その両方についたいろんなものをはぎ取った時、その時に現れる一人の女である自分。本当の意味での雄としての男性に出会えたからこそ、再び彼女に輝きが戻ってきたのでしょうか。

主演の女優さんの演技がとてもよかった・ ・ ・
はにかんだようなちょっと戸惑った顔がとにかくいいのです。


2月7日(日) ドラマ 「小さな小さなあなたを産んで

カネボウヒューマンスペシャルと銘打って放送されるこのドラマは毎年見ていますが、いつ見ても感動してしまう私です。今回は678gという超未熟児を産んだ女性と、その夫との愛の物語です。

私は息子のユージを2860gで産んだのですが、それでもその産院では一番のおチビちゃん。新生児室に入れられたたくさんの赤ちゃんの中で一番小さく、一番しわくちゃだったのがうちの息子だったのです。今から考えると不思議なのですが、息子の体重が増えたり減ったりを、毎日一喜一憂していたことを思い出します。
「私のせいで・・・」
とても小さな赤ちゃんを産んだ時、母親は自分を責めてしまうものなのですね。そんなことぜんぜんないのにね。でもこれはスタートにすぎなくて、子供を育てていると、つい他の子供とくらべていろんな競争をしてしまうのです。身体の成長はもちろん、スポーツ、勉強・・・など。終点のない滑稽な競争で心身をすり減らすなんて、なんだかもったいないのにね。

夫婦がいたわり協力しあう大切さ、そんなこともこのドラマから感じました。ひとりで背負ってしまわないで、苦しい時にはパートナーと助け合う・・・ それは恋から愛に変わっていく、大切な儀式のひとこまなのかもしれません。


2月3日(水) 映画「髪結いの亭主

とてもいい映画でした。
登場人物、背景、インテリア、音楽・・・ どれをとってみても素敵だったのです。
とくに登場する女性たちの美しくて色っぽいこと。
波うったゆたかな髪の毛とやはり豊かな乳房、いつも微笑んでいるくちびるは、同性ながらドキッとしてしまいました。
心地よさ・・・ ただそれだけを求めて生きているかのような美しい女は、いつもけだるいような色っぽさを漂わせています。つい”がむしゃら”に突っ走ってしまう私たちをあざ笑うかのように。
ラストシーンのあの唐突さにはちょっとショックを受けたものの、映画全体に流れる心地よいトーンに心の凝りがだんだんとほぐれてくるような、そんな愛がいっぱいの映画だったのです。


映画「コレクター」etc.

「残酷なシーンばかりだったらどうしよう・・・」
サスペンスは好きなのですが、血が吹き出たり、人を切り刻んだり、そういうシーンが出てくる映画が大の苦手な私は、この映画をちょっとドキドキしながら見始めたこともたしかでした。
たしかにそれに近いものはあったものの、ただいたずらに怖がらせたりするような感じではなく、きちんとしたストーリーのせいか安心して楽しめる映画でした。これだと子供といっしょに観てもだいじょうぶかな。

この映画と同じ日に借りた映画、「卓球温泉」と「演歌の花道」はぜんぜん面白くなくて、結局最後まで観なかった私です。とくに「演歌の花道」はあまりにものくだらなさに絶句してしまったほど。
「ギャグにもセンスがいるんだなあ・・・」
しみじみと思ってしまったのです。
「卓球温泉」のほうは主婦(とくに専業主婦)の映画でのイメージがあんまりなので、ちょっと悲しくなってしまいました。この2本の映画、じつは私が選んだもの。家族からブーイングが出てしまったのはしかたがないのでしょうね。



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