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6月27日(火) 笑いのつぼ、泣きのツボ
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”笑いのつぼ”にはまるとおかしくてしかたがないように、どうやら泣きのツボもあるようですね。何年前のことだったかしら、書店でたまたま目にした荒木経惟の『いとしのチロ』をはじめて手にした私。その場でパラパラと読んだ私の目に、いつのまにかジワーっと涙があふれます。
「なんでこんなに涙がでるの・・ただの猫の写真じゃない」
恥ずかしいので急いでその本を買って、お店から出たことを思い出します。
今日映画館で観た映画、『運動靴と赤い金魚』もどうやら私の泣きのツボにはまったみたい。けなげで可愛くて、たくさん哀しい映画。とくにラストのシーンは泣かせます。へんにひねってある複雑なストーリーよりも、分かりやすいシンプルなお話のほうが、より感動が伝わるような気がする。
映画を見終わったあと、同じデパート内にある書店に寄ったのですが、辻仁成の『嫉妬の香り』を入手するつもりが、村上春樹の本、『スプートニクの恋人』を購入。今、読みたい本がたくさん。私のぜんぶが本を渇望しています。
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ドラマ『永遠の仔』が昨日最終回をむかえました。最初のうちは面白くて毎週楽しみに見ていたドラマも、中盤を過ぎたあたりから見たり見なかったり・・
小説では登場人物たちの心の動き、哀しい過去とその時に受けた心の傷が伝わってきたのに、ドラマでは登場人物たちの突飛な行動や罪ばかりが強調されて、次々起こる酷な出来事たちを消化できないまま、次回に続いていく…。見ているうちに息切れしてしまったのは私だけ?
そんなふうにしか生きられなかった主人公たちのサガが、ドラマではあまり感じられなかったのです。
辻仁成が、7月からスタートするフジテレビ系のドラマ、『愛をください』の脚本を手がけられるそうですね。このドラマの主人公も『永遠の仔』同様、愛を知らない環境で育ったようです。どんなお話になるのか今からとても楽しみ。
浮いたり沈んだり…お話の展開が急ピッチで進んでいく、ジェットコースターみたいなドラマではありませんように。
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6月14日(水) 片づけられない女たち
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雨の中、行きつけの本屋さんは駐車場がいっぱいでしばらく待ったほどの大盛況。店内に入ると男性ばかりだったのがちょっと気になるけど。
今月発売した女性向けの雑誌たち。パラパラといちおうは目をとおしたものの、うーん、なんだかつまらない・・どれを読んでも同じに見えてしまうのです。今回は違っていても、時をずらして同じ特集を他の雑誌であつかうのだろうな、そんな意地悪なことを思ってしまう。
もしかしてつまらないのは雑誌ではなくて、私の気持ちが今、いろんなことをイキイキと吸収できなくなっている、そのせいなのかも。雑誌への興味は心のイキイキ度のバロメーター?
面白そうな本を見つけました。著者名は忘れてしまいましたが『片づけられない女たち』という題名の本。ユーモアたっぷりに書かれたきっと笑える本にちがいない、なんて中を読んでみると、なんと整理や片づけができないのは、ADDという病気なのだそうです。症状がとても詳しく本の中で述べられていて、その深刻な内容に驚いてしまいました。みなさん、知っていました?
昨夜の深夜番組、無駄遣いエッセイストとして名高い中村うさぎさん宅を訪問する、というのをやっていたのですが、うさぎさん宅の想像以上の散らかりぶりに驚く私。高価なブランドのバッグなどが無造作に床に転がっていて、とにかく物、物、物で部屋が埋めつくされいるのです。もちろん掃除をしている気配はなし。それを見た私は面白いのを通り越して引いてしまいました。もしかして中村うさぎさんはADD?
話はそれますが、うさぎさんの旦那として紹介されていた中国人の男性がなにやらあやしい雰囲気を漂わせていて、彼女も旦那も、その部屋にもただならないものを感じた、深夜1時過ぎ。
中山庸子さんの『ぜいたく生活のススメ』、この本も興味を惹きました。今のご時世、節約のススメ、みたいな本はよく目にしますが、贅沢な生活について書かれた本はめずらしい。サッと読んだ感じでは、お金をたくさん使っての贅沢三昧な暮らし、というよりも、心、気持ちのぜいたくについて書かれているようです。
気持ちよくしつらえた部屋をラベンダーやベルガモットの香りで満たし、木々の葉が見える窓の下、ソファーに寝そべって本を読んでいる時…私にとっていちばんの贅沢な時間。
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6月4日(日) Windows派だってマックピープル!
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書店のコンピューター関連の雑誌が並んであるコーナー。いつもなら「日経ネットナビ」などをパラパラとめくってみる私なのですが、ウインドウズ派の私がいつもならぜったいに見ない「マックピープル」をなぜか手にとります。マックを使っていない人は見てはいけない、っていうわけでもないし…それどころか記事がけっこう面白くて、すいすいページが進みます。
162ページ、「Macのあるくらし」はほんわかしたやさしい感じのイラストがよい感じ。女の子の部屋にはまるでキャンデーのようなマックが置かれてあって、そこの住人はどうやらプリクラのようなラベル作りに夢中のようなのです。あいている時間にはジャムも手作りしているみたいで、友人へのプレゼント用にジャムが詰められた瓶には、もちろんパソコンで作ったラベルが貼ってあるというもの。
そうそう、ベランダにはハーブの鉢植えがあって、窓際では飼い猫がのどかにころがっています。うう、まるごとかわいい暮らし!単純な私は、マックユーザーが羨ましくなってしまったのでした。ウインドウズだと部屋でせっせとデータベースでも作っていそう、そんなイメージだから。ふふ。
「マックピープル」には、個人のページでありながら一日のアクセス数が3000を越えている超人気ページ、呉エイジさんの『我が妻との闘争』が載せられていました。うわさでは知っていましたが、じっせいに誌面に載っているのを見たのは始めて。ホームページ作成に生きがいを見いだした呉さんと、それに反対する奥さんとの日々の闘争… ホームページ上で読んだことがあるのに、誌面を読むと、また新たな笑いの感動が・・・。好きです。
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中沢けいの『時の装飾法』を読みました。彼女の書いた本は『海を感じる時』を読んだそれ以来。癇癪持ちの母親に育てられたことによって時間の歪みからの情緒不安定に悩まされた著者。そのことが作家活動の原動力になっている、そんな内容の本。難解で理屈っぽい文章がガチガチと四角張って書かれてあり、私にとってはただつまらない本。それでも261ページをすべて読了。そしてすぐその後、谷村志穂の本、『ナチュラル』を手にとります。二人の男性のあいだを迷いながらもクネクネとわたり歩く、性的でちょっぴり愚かな女性、ナオの様子がみょうに心地よくて、かたくなってしまった私の心がスルスルと解けていくのを感じます。本を読むことでかたよってしまった心が、本によってバランスを保つ、そのことが面白かったのです。
*谷村志穂の『ナチュラル』の感想は・こちらです。
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