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運動靴と赤い金魚
イラン映画を見たのはこれがはじめて。とても感動しました。
兄アリと妹ザーラ、幼い兄弟のお話です。貧しさゆえに幼いふたりにふりかかってくる、日常のさまざまな出来事たちが哀しい。
ふたりの兄弟たち、とくに兄のアリがいつも一生懸命なところに胸をうたれました。貧しさは自分の責任ではないけれど、妹、家族を愛するから、自分ができる限りのことは力いっぱいおこなう、その姿勢が感動をよびます。家庭の事情をよく知っているからこそ、親には甘えないで自分たちの力で精一杯がんばろうとしたのでしょうね。
大人になってみれば何でもないようなことでも、子供たちの目から見るとそれはとても大きくて、心が揺るがされるたいへんな出来事。過酷な社会状況にも負けないで一生懸命に生きるその姿が、輝きをもって伝わってきます。
ところどころ穴が開いた古びた運動靴をめぐって起こるドラマ。ひねっていないシンプルなストーリーだからこそ、伝わるものが大きかったのでしょうか。
ラストのシーン・・温かいものにふれた時、ワーッと大きな感動がおそってきます。
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