ライフ・イズ・ビューティフル



おおいに笑い、驚き、悲しみ…心が大きく揺さぶられた映画です。ラストのあたりでは涙がとまらなくて困ったほど。ほんと感動しました!

「この映画は感動ものって聞いていたけど、ラブコメディだったのね」
前半ではロベルト・ベニーニ扮するグイドの、好きになった女性を射止めるための手段を選ばないあれやこれやの恋の作戦に、大笑いしながら見た私です。
だけど後半、グイドとその家族たちがナチスの強制収容所に送られてしまい、この映画がただのコメディではないことを知らされます。これからくる過酷な日々のことを思い、胸がしめつけられる思いで映画を見た私・・。だけど死と隣り合わせの辛い日々を送りながら、グイドは最後までユーモアを忘れないで愛する家族を守りぬきます。そんなグイドのあたたかい嘘は、見ていて胸が熱くなりました。

逃走中に捕まったグイドがドイツ兵に連れ去られる時、ゴミ箱の中で見つからないように息をひそめて隠れている息子にわざと見えるよう、手足を大きくふっておどけて歩くその姿に、涙がとまらなかった私です。このシーンはほんと悲しかった…。
過酷な運命にのみこまれた時、その時自分はなにができるのか・・ そして愛のもと家族がひとつになった時、そこに大きな”強さ”が生まれる真実。
悲しい映画ではありますが、見終わったあとで勇気のようなものがわいてきます。