グリーン・カード


こんなこと書くと「厚かましいなあ」なんて言われてしまいそうですが、こう見えても根が真面目な私は、いろんなことを時々変に肩に力を入れて考えてしまい、どうもそれがギクシャクと自分を生きづらくしている要因ともなっていたみたい。
心が四角張ってしまったことに気づいた時は、自分にそっと言い聞かせるのです。
「もっと力を抜いてまあるく生きようよ・・・」

そんな時に観るのが「グリーン・カード」の映画。私のいちばん好きな恋愛映画です。
主演の園芸家の女性はとても魅力的なのですが、どうも真面目すぎるところがあって、食べ物ひとつとっても食事を楽しむというより、まず身体のことを優先するので鳥のエサのような食事を選ぶ始末。そんな彼女が温室付きの住まいを手にするために彼女がもっとも苦手なタイプの男性と生活することになります。
彼女の言うところの野蛮な男性の彼は、外見とは違って内面に繊細さを隠し持った本当はとても優しい人。そのことにまず彼女の友人や両親たちが気づくところが面白いと思いました。
つい自分の物差しで他人を見てしまう彼女なので、そこからはみ出てしまった彼らを責めてしまうのだけど、彼や友人はそんな彼女をいつも暖かく見守っています。
彼女の欠点を包み込むかのように・ ・ ・

この映画に出てくる人たちはほんとあたたかくて優しい。私の好きな歌手エンヤの曲もこの映画で始めて知りました。
あと、主人公の二人が住むアパートのインテリアの素敵なことといったら・・・
アパート自体は古くてペンキなんか何ヶ所も剥げているのですが、全体のトーンがとても素敵に統一されています。
ラストのシーンは感動で、とにかく泣けます。