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グッド・ウィル・ハンティング
-- 旅立ち --
天才的な頭脳を持ちながら里親からの虐待によって心に傷をおってしまったウィル(マット・デイモン)と、セラピストのショーン(ロビン・ウィリアムス)との心あたたまる交流が描かれた映画です。
他人に心を開くことができなくて、自分を守ろうとするその強い気持ちが逆に他人を傷つけてしまう、そんなウィルの前に現れたショーンもまた、親の愛を知らず、最愛の妻にも先立たれてしまうという心の傷を持っています。ウィルの治療を続けるうちにショーンの心もいつしか癒やされていく、そんな場面たちが印象的・・・
完全でないと愛されないと思いこむウィルと、完全でなくても彼を受け入れようとする、恋人スカイラーの姿も胸をうちます。
親の愛情がいちばん欲しい子供の時期、不幸にもその欲求が満たされず、親からの拒絶にあった時…そんな心の傷を持ったまま成長してしまった時、人はどう生きるのか?
心の傷(トラウマ)が原因で周囲との摩擦はもちろん、何かをする時に常にブレーキをかけてしまう、そんな臆病な生き方しかできなくなってしまう自分とどう向き合えばいいのか・・?
この映画が私たちに問いかけてくるものは重くて大きい。
医者と患者という立場から人と人の強い結びつき…いつしか”友情”に発展していったウィルとショーンの関係は、見ていてとても感動しました。
「君のせいじゃない」
この言葉がきっとこの映画のいのち。
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